このブログを読んでくださっている人の中には、「結婚したい♡」思っている婚活女性やパートナーとお付き合いしている方、夫婦生活を開始されている方など様々な人生を過ごされているかと思います。
その中には将来、赤ちゃんが欲しい方も多いかと思います!
本日は婚活後のお話なりますが、ぜひ大事なポイントですので頭の片隅に入れていただけますと幸いです!
- 現在婚活中で将来家庭を持ちたい方
- 将来赤ちゃんが欲しい方
- そろそろ妊娠をしたい方
妊娠するという近い未来に備えて、是非読んでいただけますと幸いです!
妊活の時期について

ロート製薬が出している妊活白書というものを参考に今回はご紹介いたします!
まず最初に、妊活開始の平均年齢をご存知でしょうか?
答えは、32.1才!
近年特に早期化しており、特に、20代後半(25~29才)の妊活割合も多く、3人に1人が妊活を始めていると回答する結果に!
ちなみに初婚年齢は26歳がピークを迎え、それ以後は少しずづ緩やかになって行きます。
出典:厚生労働省「令和元年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況」をもとに作成/rakuten保健の総合窓口
婚姻した女性のうち妊活をしている割合は、
- 30歳で71.1%
- 32歳で80.3%
を占める統計データも出ています。
結婚する年齢の人数が多いため、妊活の年齢も同年齢付近(32歳)が平均になるのかと思われます。
妊活の認識について
- 子どもができなくて悩んでいる人?
- 病院で治療を受ける必要がある人?
- 妊娠が全然できない人?
もしかしたら上記のようなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、妊活とは子どもを望むすべての人が行うことなのです!
婦人科や妊活専門のクリニックに伺う際、
- なかなか子どもを授からないから
- セックスレスになってきたから
- 年齢的にそろそろ欲しいから
など、ちょっと困り始めてきた時に病院に頼って妊活するのではなく、子どもが欲しい!と思ったらすぐに頼っていいのです!
「困ったことある=病院にいく」という社会認識があると、病院に行くこと自体をネガティブに捉え、病院へ行く腰が重くなってしまいます。
そのように病院を無意識に遠ざけてしまうとどんどん年齢を重ね、妊娠の可能性が低くなる可能性があります。
妊活の際に病院に頼った方が良い理由

妊活する上で、弊害となるのが不妊という状況!
コンドームを使用せずに性交渉を持ってから3ヶ月、半年、1年経ってもなかなか子供が授からない場合は、不妊の可能性が高いです。
こういった場合は、何か特別な症状や理由があって妊娠しないのではなく、どういった理由で不妊なのかは普段の生活ではわからないことがほとんどなのです。
基本的に不妊の状況は検査でしか分かりません!
そして忘れちゃいけないのが、
1回1回のタイミングがすごく大事になります!
妊娠できるタイミングが限られている
妊娠できるタイミングが年12回という限られた回数しかない中で、もしあなたや彼が何か症状を持っていて妊娠しづらかったらどうしましょう?
不妊の中には抗精子抗体を持つ女性が不妊女性の3%に見られます!
どういう症状かというと、どんなにセックスして精子を膣内に受け入れても対精子の抗体を作って精子を攻撃し、受精できないようにしている症状を持っている方もいるのです!
参考:抗精子抗体って何ですか?
もし万が一、抗精子抗体を持っていた場合、それまで自然妊娠してトライしたセックスはすべて無意味となってしまいます・・・。
なかなか妊娠せずもやもや不安な気持ちになる時間は、極力無いほうが良いですよね。
妊活が長期化すればするほど、焦りやパートナーとの温度感の違いやすれ違いなど悩む種が増えてきて妊活自体がストレスになることもあります。
卵子凍結も視野に入れる

あなたが子どもが欲しい願望があり、30歳を超えて婚活が終了したのであれば、すぐに妊活を行うことをオススメします。
また、現在婚活中でまだ結婚の目処が立っていない場合は、卵子凍結を視野に入れることをお勧めします。
卵巣から採取した卵子を将来の妊娠に備えて凍結保存することを卵子凍結と言います。
男性の精子は毎日のように生産されますが、女性の卵子は胎児期が一番多く、生まれてから減る一方なのです。
卵子凍結の費用はクリニックによって変わりますが、採卵にあたり20万円〜30万円ほど、そして保存には5〜10万円(個数や年数によって変動)すると言われています。
今この瞬間が1番卵子も若いタイミング!
妊活や卵子凍結は金銭的にも精神的にも負担のかかるものですが、ネガティブにならずに、子どもを望むすべての人が行う光あるものと認識して、近代の医療に委ねてみるのも良いかと思います。

ピルについて

この記事を読んでくれている方の中には、生理が重い方や今はまだ妊娠したくない方など様々方がいらっしゃるかと思います。
その時、選択肢に上がってくるのがピルを飲むかどうかについて!
今回はピルについて間違った知識が世間で広まっているので、
- これから飲み始める方も
- すでに飲んでいる方も
- 検討すらしていない方も
是非後学のためご参考になると幸いです!
ピルの飲むと妊娠できない真相

ピルを飲むと弊害が起こると言われていものの中に
- 体重が一気に太る
- 飲めない薬がある
- 血栓が起こりやすくなる
- 妊娠できなくなる
- 妊娠し辛くなる
- ビッチ/ヤリマンと思われる
など、ネガティブなことを想像されている方も多いかと思います。
それぞれ、本当かどうかについてご紹介します!
1)体重増加について
体重増加について、ホルモン量が増えることによって体重が増加するというイメージがあるかと思います。
確かに、初期のピルや中容量のピルはホルモン量が多く体重が増えることもあります。
しかし現在通常に処方されているピルは、ホルモン量の少ない低用量が一般的!
低容量ピルは体重増加の作用はないのでご安心ください!
2)飲み合わせができない薬について
また飲み合わせできない薬がある点についても心配される方がいます!
結論、通常のサプリメントや鎮痛剤(ロキソニン)などは併用して問題がありません。
ピルの服用中に注意したいのが、本来のピルの効果を弱めてしまう薬です。
避妊効果などを期待できなくなってしまうので気をつけましょう。
併用するとピルの作用を弱めてしまう薬には以下のようなものがあります。
- リファンピシンなどのペニシリン系、テトラサイクリン系抗生物質
- フェノバルビタールなどのバルビツール酸系、ヒダントイン系の抗てんかん薬
- 精神刺激薬のモダフィニルなど
- 抗結核薬のリファンピシン、リファブチンなど
- 抗HIV薬のエファビレンツなど非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬、リトナビルなどのHIVプロテアーゼ阻害薬
- バルビタール系やプリミドンなどの催眠、鎮痛薬
- グリセオフルビンなどの抗真菌薬
低用量ピルを初めて飲む際は、通販で購入するのは控えた方がいいです!
必ず病院で現在服用中の薬をお伝えした上で、あなたに合ったピルの種類を処方してもらってくださいね!
3)血栓が起こりやすくなる
血栓自体は誰にでも起こりうる可能性がある病気。
そのためピル飲むことにより一気に可能性が高くなるかというと一概にもいえません。
血栓の症状に特に気をつけたいのは
- タバコを吸う人
- 肥満体質の人
- 高血圧の人
- 疾患がある人
- 35歳以上の人
∟※ピルを飲まない場合でも確率は上がります
心当たりのある方はかかりつけの医院や処方された病院へ話を聞きに行き、定期的な検査を受けることをオススメします!
4)妊娠できない/し辛くなる
実はこれがよく聞く弊害ポイント!
妊娠したくないから避妊してるのに将来的に妊娠できなくなったら悲しいですよね・・。。
実際妊娠できないことはありませんし、ピルを飲みやめてすぐに妊娠しても問題ありません!
ピルを飲みやめてから約90%の人が3ヶ月以内に排卵が再開されると言われています。
ピルを飲まないとすぐに避妊効果はなくなるので、タイミングが合えば妊娠することもあります!
もし弊害ポイントの中で1番ここが気になる方は、ピルの飲み始めて良いかと思います!
必ず病院へ行き診断の上、飲み始めてくださいね。
5)ビッチ/ヤリマンと思われる
コレは絶対に違います!!
そして、言いたい人には言わせておきましょう!!!
私は自分の体を守るために飲んでいる!と、胸を張りましょうね!
知識は自分の体を守る

ピルを飲んだ場合に起きる弊害もある条件が揃うともちろんありますが、全部が全部該当するものではないかと思います!
そしてどれもピルの処方の段階でお医者さんに相談することで防げるものばかりです!
なんといっても妊娠できないという噂はデマ!
是非、コレをきっかけに正しい情報を得た上でピルを飲んでいただき、自分の体を守ってくださいね!
将来妊娠をしたい方には、病院を頼ることや卵子凍結を視野に入れること、ピルを飲む選択肢も考えるなど、知識を味方につけて将来妊娠できるように準備されてみて下さいね!