初めての相手や長年連れ添った夫婦でも、セックス中に「痛い」「辛い」と思う時があります。
セックスでストレートに伝える人もいるかと思いますが、多くの方がこのセンシティブな状況の中、伝えるのに苦労しています。
痛みや辛さはセックスレスに繋がることもあるので、適切に相手に伝えて、改善してもらう必要があるのです!
- セックス中、痛みや辛さなどの不快感を感じる方
- 彼に「痛い」「辛い」を言えない方
- 相手への伝え方に悩んでいる方
お願いする際に大事な3ステップ

セックスはお互い一糸まとわず行う行為なので、いつも以上にセンシティブで繊細な状況なのです。
そんな状況の中で、お互いが気持ちよく納得してセックスを行うには心遣いやお願いの仕方がポイントとなります!
早速、セックスに大事な3ステップをご紹介します!
- 代替案の提案
- 身体で伝える
- 肯定&褒める
重要なポイントは、この3つをしっかり相手の目をみつめて実践してみてください!
とてもシンプルなステップですが、意外と恥ずかしかったり・勇気がなくて実践できない方もいらっしゃいます。
それでは、3ステップについて具体的にお伝えいたしますね!
Step1)代替案の提案
セックスの最中、痛かったり・辛い際、思わず「痛い!」「やめて!」と彼に対してストレートに言っていませんか?
相手に自分の感情を伝えることはとても大事なことですが、あなたの要望をパートナーに叶えてもらう方法としては100点満点中50点くらいです。
痛いや止めて!といったワードは、ネガティブな意味が含まれています。
セックスの最中は、必要以上にネガティブな意味がストレートに相手の心に響いてしまうのです。
男性器というプライドを折る原因になりかねません。
痛い場合は直接痛いと伝えずに、他の方法を提示するのです!
- 「△△じゃなくて、◎◎だともっと気持ちよくなりそう♡」
- 「こないだしてくれた、◎◎が私は好きだったな♡」
- 「いつもの様な優しい愛撫だと、今日はもっと気持ち良くなれそう♡」
- 「前に話した◎◎の体位をやってみたいな♡」
といった、今行っている行為を否定せずに、代替案を伝えて上げてください!
ここで大事なのは、代替案の挙げ方を「Aではなく、Bをしたら気持ちよい」という道筋を作ってあげることでパートナーはより実践しやすくなります。
例えば、「乳首を摘むのよりも、優しく指の腹で撫ででくれる方が気持ち良いな」という風に伝えてみるのです。
Step2)身体で伝える
代替案を提示しても、単に「◎◎して欲しい!」と伝えるだけでは、正確に伝わらない可能性があります。
なぜなら、女性の身体や構造について男性は完璧に理解しているわけではないからです。
その際に、パートナーの身体の一部を使って、愛撫の強弱やスピードの速度などをあなたの身体や彼の体を使って、教えて上げてください。
実際に圧力やスピード、強さなどを身体で教えることで、パートナーはあなたに再現し易くなります!
乳首やキスといったパートナーも同じものを持っている部位なら、そこを使って伝えることも可能です!
しかし、膣内やクリトリス・乳房など男性が持っていない場合は、パートナーの手の甲や別の部位を使って伝えてあげてください。
- 彼の乳首を触りながら、「この位優しさで、触れて欲しいな」
- 彼の掌を膣壁に見立てて、「この位の速さで、動かして欲しいな」
- Gスポットに当てながら、「ここを押し付ける様に同じスピードで、刺激して欲しいな」
1度勇気を出して伝えることで、彼は方法がわかる様になるため、今後も同じ様に行ってくれる様になります。
あなたもストレスなく今後のセックスが気持ち良くなりますよ!
初めては怖い気持ちもあるかと思いますが、大好きなあなたの要望にパートナーはとても喜んでくれますから、安心してくださいね!
Step3)肯定&褒める
代替案を提案し、身体を使ってパートナーに伝えたら、最後の大事なポイントは、肯定そして褒めることです!
実はこれがプライドを折らない大事なポイントなのです。
- 「すごく気持ちいい♡」
- 「めっちゃすごい♡」
- 「イキそう♡」
- 「ひゃ〜♡」
と、再現してくれた彼の行為について、最大限言葉や身体で反応をすることで肯定してあげてください♡
パートナーが「俺肯定された!」と思うのは、彼の行為によってあなたが感じる姿を見せることなのです。
セックスの最中は「ありがとう」といった言葉ではなく、あなたの感じる姿が一番の感謝の伝え方なのです!
そしてセックスが終わったら、パートナーの目を見て言葉で伝えて上げてください。
- 「◎◎してくれてありがとう♡」
- 「今までで一番気持ちよかったよ♡ありがとう♡」
- 「ありがとう♡またしてくれると嬉しいな♡」
大好きなあなたに肯定してもらい、「ありがとう」と褒めてもらうことで、パートナーの男性器もプライドも強固なものになります!
どんどんこの3ステップを実践してみてください!
具体的な伝え方例

3ステップについて理解を深められましたかと思います。
では実際の事例を元に実際にどの様にパートナーにお伝えするか具体的にお話しさせていただきます。
参考になりますと幸いです!
パートナーからの愛撫が痛い場合
例えば、パートナーからの乳首への愛撫が強く、痛い場合。
「今日乳首が少し敏感だから、柔らかく触ってくれるとより気持ち良いと思う♡」
彼の乳首や手の甲で再現しながら、
「この位の柔らかいタッチで、ゆっくり触ってくれると嬉しいな♡」
パートナーがお願いを叶えてくれた場合、
「そう♡そのくらいが一番気持ちいい♡」と気持ちの良い態度を表現
セックス後に感謝の言葉を
「今日は優しく触ってくれてありがとう♡今までで一番気持ちよかったよ♡」
上記のように、3ステップでしっかり彼へあなたの要望を伝えてあげてください。
伝える際の注意点

3ステップの伝え方を是非、実践して欲しいのですが、なかなか伝えることができない人もいるかと思います。
- 恥ずかしいから!
- 察してもらえる様な素振りしてますから!
- 相手を否定することになり、傷つけちゃうから!
男性は生理の辛さすら知らない
生理の時を思い出してください。
お腹の痛さや腰痛、頭痛、食欲不振、イライラなど、生理の時のトラブルは多数起こりますよね。
あなたのこの辛さを彼は完璧に把握し、対応してくれていましたか?
いたとしても、そう多くはないと思います!
相手に不満や要望がある際は、態度ではなく直接言葉で伝えないと理解できないのです!
- 生理で腰が痛いからさすって欲しい
- 食欲がないけど、さっぱりしたものは食べたい
- 気分が落ち込んでいるから、そっとしておいて欲しい
こういったあなたの不快感や願いは、きちんと言葉にする必要があるのです。
以心伝心は通用しませんよ!
“察してちゃん”はもう卒業

ただ単に伝えるのではなく、普段からしっかり目と目を合わせて見つめ合って言葉を交わしていますでしょうか?
実はこの方法を日常でしっかり習慣化しているとセックスの時にとても役に立つのです!
例えば、セックスの最中に膣の入り口部分がひりひりして痛くなりそうな時、あなたはなんてパートナーに伝えますか?
「痛い!」と言葉を発したところで、それは誰に向けて発している言葉でしょうか?
パートナーに向けて発している言葉ですよね。
目を見つめて「痛い!」と伝えてみてください。
“この言葉はあなたに向けて伝えていますよ”としっかり言葉と行動で表すことで、目からその思いが伝わります。
察して欲しい!と態度だけで表すのではなく、目から目へ通してあなたの思いを言葉に乗せて伝えてみてください。
まとめ

セックスは相性が大事!とよくいいますが、2人で最高のセックスを創り上げていくのもとても大事!
そのためには、「痛い」「辛い」のセックスを改善することが先決!
3ステップの方法は彼のプライドを折らないだけではなく、肯定することでプライドを立てることができるのです!
もっと2人のセックスが積極的になってくれる魔法でもありますよね!
是非実践してみてくださいね♪