「昼は淑女、夜は娼婦」な女性と聞いてどんな人物を想像しますか?
言葉の雰囲気から少し趣のある言葉だとイメージしますよね。
今回は女性の姿勢にまつわる「昼は淑女、夜は娼婦」についてご紹介したいと思います。
- 「昼は淑女、夜は娼婦」の意味を知りたい方
- 令和の女性のモデルを見つけたい方
- 男性を虜にする女性になりたい方
淑女とはどんな女性?

淑女という単語は、なかなか聴き馴染みがない言葉かと思います。
淑女と聞くと着物を着て、男性の半歩後ろを歩く、物静かな女性が思い浮かびます。
男性に従順なイメージが浮かびますが、調べてみると少しイメージが異なりました!
①淑女とは、しとやかで上品な女性。品格の高い女性
ー参照:コトバンク
②淑女とは、つつましくしとやかな女性。洗練された女性。
ー参照:wikipedia
淑女とは「従順」などの男性にまつわる意味は含んでおらず、上品で品格のあるしとやかな姿勢の方ということがわかりました。
女性が素敵だなと感じる女性像そのまま!
年齢関係なしに、品のなる女性のことを指しているのです。
娼婦とはどんな女性?

こちらは女性の姿勢というよりも、職業名称なのであまりイメージに解離は無いと思いますが調べてみました!
性的サービスを提供することによって金銭を得る女性
ー参照:wikipedia
サービスを提供して対価報酬をもらうという意味に尽きます。
娼婦の女性については、女性の性格や風貌、姿勢などは明確に定義されておらず、単なる職業名称。
「営業職」「経理」と同様の職業名称、であることがわかりますね。
「昼は淑女、夜は娼婦」の意味とは?
上記をまとめると「昼は上品で品格のある女性、夜はサービスを行う職業の女性」という意味合いになります。
・・・「姿勢」と「職業名称」が並列されているため、あまり言いたいことが分からない言葉になってしまいましたね。。
憶測ですが、「娼婦」という言葉を職業名称と捉えず、姿勢で解釈してみると意味が見えてきそうです!
男性目線の都合の良い女性?!

「娼婦」という言葉を「職業名称」ではなく、「姿勢」の観点から考えてみると、性的サービス従事者は
- セックスが好き/上手
- エロいことが好き
- 淫乱、誘惑的
上記なイメージを想起されがちだと思います。
ここで言われる「娼婦」も上記の「姿勢」の観点から解釈されている可能性があります。
そうすると、「昼は上品で品格のある女性、夜はセックスが好きなエロい女性」となります。
「人前では品良く居ろ!俺の前ではエロい女でいろ!」というモラハラ感が伝わってきますね・・・・。
この言葉をそのまま汲み取って記事を終了するのも良いのですが、この言葉を字面のまま解釈するのは令和の解釈としては違うなと思いました!
文化面から考えてみる
確かに字面では男性目線の都合の良い女性を求めているように感じます。
しかし、日本人の特性を考えてみるとそれだけでは無いと感じました。
日本の文化から考える
日本の居住文化の観点から考えてみます。
日本は海外のように領土が大きくないため、家も小さい。
平家やアパートの様な構造の家では、寝室とリビングも分かれていませんでした。
そのため、六畳一間の小さな空間に、ちゃぶ台を出してリビングとして使い、夜になったら布団をひいて寝室へ変更することも普通でした。
1つの空間がリビングにも、寝室にもなるのです。
海外の文化から考える
一方海外では、領土が大きいため、家も比較的大きい。
平家の家では特に広いですが、アパートでも複数の部屋があるのが普通のため、リビングと寝室は基本分かれています。
リビングと寝室を設けることで、空間を区切ることが可能だったのです。
「二面性」というギャップ萌え
ここから考察するに1つの空間に2つの顔を持たせるのは、日本人の昔から根付いている感覚なのかもしれません。
今なお、お得感を表す言葉として、一石二鳥や2in1を製品に求めるのもそこにあると思います。
一方で海外は2面性の2in1よりも、buy1,get1の個数が多い方がお得感として好まれる傾向にあります。
「昼は淑女、夜は娼婦」という言葉も字面のまま解釈すると男性目線のご都合主義に捉えるだけで終わってしまいますが、日本人の特性「2面性」を好んでいるという考えると合点が行きます。
いわゆるギャップ萌えです。
「一見清楚に見える女性が、夜になると自身の欲を出して誘惑的になる」
このギャップ萌えを、「昼は淑女、夜は娼婦」は伝えたいのだと思います。
現代版の「昼は淑女、夜は娼婦」とは?

品格のある方と娼婦の方がギャップ性を感じるほど対比な存在か?というと疑問が残りますが、この言葉が作られた時代背景も含んで想起されるイメージの問題なので、一旦ここは話を収めたいと思います。
「昼は淑女、夜は娼婦」は「ギャップ萌え」という本質を見つけましたが、令和の現代ではこれはどのような女性になるのか考えていましょう。
「淑女」の意味は上品で品格のあるしとやかな姿勢で相違ないと思います。
この言葉も当時の「憧れの女性像」「かっこいい女性像」の比喩であったならば、令和版の淑女は「社会で活躍する凛とした女性」といったところでしょうか。
そして「娼婦」という言葉を「姿勢」と改めて捉え、「淫乱」などに連想さえる「自身の欲望に忠実な女性」意味で解釈してみたいと思います。
仕事もプライベートも楽しんでいる女性
そうなると、令和版の「昼は淑女、夜は娼婦」は「昼は社会で活躍する凛とした女性、夜は自身の欲望に忠実な自分を持っている女性」になります!
あれ!?なんか昔の男性目線よりの解釈とだいぶかけ離れましたね!
しかし、「二面性」と「ギャップ萌え」はしっかり含まれています♡
・社会で活躍している女性
・仕事をバリバリ頑張っている女性
・自らを律して役割を遂行する女性
・危険がないよう家族を守る女性
・心遣いが厚く誰しもが信頼を寄せる女性
・天真爛漫に趣味を楽しんでいる女性
・自分の意見を持って楽しんでいる女性
・やりたいことを明確に考えている女性
・一人の時間が充実している女性
・気の合う友人と笑い合っている女性
上記は例ですが、昼の社会に向けた顔/夜の自身に向けた顔を両方持っている女性はとても魅力的で素敵なのは、時代が変わっても同じなのだと思います♡
男性から求められている理想の女性
令和時代の「昼は淑女、夜は娼婦」は女性から見たかっこいい、憧れの理想像だと言えます。
しかし、男性から見ても「昼は社会でバリバリ活躍する凛とした女性、夜は自身の欲望に忠実な自分を持っている女性」というのは、仕事もプライベートも楽しんでいる女性としてとても魅力的なのです。
真剣な顔で取り組む仕事をしている女性が、プライベートでは無邪気な顔で楽しんでいたら二面性を感じギャップ萌えするでしょう!
その様な女性を魅力に感じる証拠に、婚活でも容姿だけではなく仕事や趣味、好みなどパーソナリティを多角的に見れるマッチングアプリの利用が主流になってきました。
男性が女性に求めることとして「理解することができる」、「意見が異なっても認め合える」、「大事なところで意見が一致する」といった条件からも、相手の考えや意見を重視していることが分かります。
夫、または妻のどちらかがイニシアチブを取るのではなく、夫婦が考えを一致させ、または認め合って対等に協力することを望んでいるようです。
男性の半歩後ろを歩く、物静かな女性は今の時代、求められていないのです。
仕事を楽しみながら、趣味などのプライベートも充実している自立した女性を求める傾向になってきたのです!


まとめ
最初、「昼は淑女、夜は娼婦」を考えたときに真っ先に思ったのは
と憤慨しました。
しかし、よくよく日本人の特性など考えてみると、「二面性」「ギャップ萌え」のことを指しているのだとわかりました。。
それを令和版に当てはめると、昼の社会に向けた顔と夜の自身に向けた顔を両方持っている女性つまり、仕事もプライベートも楽しんでいる女性いう解釈となり、凄く魅力的に感じました!
二面性やギャップ萌えを人らしいとても魅力的で素敵なことだと思うのは、時代が変わっても同じなのだと思います。
是非あなたも「昼は淑女、夜は娼婦」な女性を目指されてはいかがでしょうか?